私の母が運営する民泊の公式サイトを制作いたしました。
民泊のアットホームで温かみのある雰囲気をサイト全体の配色で表現しています。アクセントカラーには民泊の名前に基づいた「鴇(とき)」からインスピレーションを得て、鴇色に近いピンクを設定しました。これにより、鴇と民泊をモチーフにしたロゴとの親和性、自主制作サイトならではのオリジナリティを表現しています。
ロゴにはネットの口コミだけでなく、実際に泊まった人が勧めたくなるような「人から人に伝えて訪れたくなる宿になってほしい」という願いを込めて制作しました。
これまでは楽天トラベルやBooking.comなどの予約サイトで簡易的な情報がまとめられているだけでしたが、今後は予約を迷っている方々の背中を押すようなサイトになれば良いなと思っています。

サイトを作った目的
- 民泊の認知度の向上させるため
- 公式サイトを作ることでお客様の不安を払しょくするため
- 民泊に泊まるハードルを下げるため
ターゲット
- 日本全国に住んでいる20~50代 と日本に旅行に来た外国人
工夫したところ
【Top】
- 泊まった際にお店を調べる手間が省けるよう、周辺のお店をアコーディオンとスライダーで詳しく記載しました。
【Room & Facility】
- 部屋の画像は見やすいように大きめに設定。設備・アメニティをより詳細に記載することで、お客様が手荷物を最小限にできるよう配慮しました。
【Feature / Plan】
- カード型モジュールを採用。ぱっと見でも印象に残りやすいように、実際に宿泊したお客様の写真を使用しました。また、民泊のお部屋の様子や共有スペースの特徴が分かりやすい写真を撮影し、掲載しております。
【Access】
- 様々な方法で訪れやすいように、道順を細かいポイントで撮影し、掲載しました。
- 現在地が分かりやすいように、サイドバーの矢印がコンテンツに合わせて動くアニメーションを取り入れました。
【Contact】
- 様々な方法で訪れやすいように、道順を細かいポイントで撮影し、掲載しました。
- 現在地が分かりやすいように、サイドバーの矢印がコンテンツに合わせて動くアニメーションを取り入れました。
- フォームに必要なバックエンド機能が揃っていて、簡単に導入できるヘッドレスCMS(Newt)を使用しました。
【レタッチ】
- レタッチ業務に関しましては、本来、デザイナーやカメラマンの業務になるかと思います。しかし、今回、個人制作をするにあたり、画面の内側だけでなく、外側の部分もアクセシビリティに含まれると考えました。そのため、サイトを閲覧しやすいように画像は全て自分でレタッチを行い、トーンの統一を図りました。


反省点
- JavaScriptのエラーの特定に時間がかかりすぎてしまいました。
→原因と思われる部分を細分化して特定しましたが、時にはChatGPTの力を借りながら解決しました。 - 分かりにくいと感じたクラス名を途中で変更し、1つのパーツのコーディングに時間がかかりすぎてしまいました。
→汎用性を持ちつつ、ぱっと見てもすぐにイメージできるクラス名を心掛けました。 - 自分の設計したデザインに対して、それぞれの項目のまとめ方が曖昧になってしまい、途中でデザインや仕様を変更してコーディングの工数が増えてしまいました。
→今後は「なぜこのデザインにしたのか」という理由を最初の情報設計をもとに明確にし、途中でぶれないようにします。 - Topページのデザインカンプが完成した時点でコーディングに着手したため、下層ページのデザインとコーディングの手戻りが多く発生してしまいました。
→今後はデザインが完成してからコーディングに着手するようにします。 - 撮影の際にカメラの設定でISO感度を上げすぎてノイズがのってしまい、何度も撮り直しが発生してしまいました。
→写真に詳しいオンラインサロンのメンバーの方にご教授いただき、再撮影しました。
- 公開日
- 2024年9月4日
- 制作規模
- 個人制作のため1名
- 制作担当
- ディレクション / デザイン / コーディング/ 撮影 / レタッチ
- 制作期間
-
- ディレクション(コンセプトワーク / 競合他社の分析 / プランニング) : 2ヵ月
- デザイン:4ヵ月
- コーディング : 9ヵ月
- 撮影 : 3日
- レタッチ : 1ヵ月
- 制作時間
- 1日あたり : 8~12時間
- 使用言語
- HTML / CSS(Sass) / JavaScript
- 開発環境
- webpack
- 使用ツール
- Illustratior / Photoshop / Lightroom Classic / Visual Studio Code / Figma / GitHub
- 撮影機材
- Nikon Zfc / NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
- 撮影場所
- 熊本県 阿蘇熊本空港・民泊周辺の道やお店・桜町バスターミナルなど