ADRIATICさまからの業務委託で、「奈良・佐紀のお寺さんぽ帖」のコーディングを担当させていただきました。
2024年12月にXのDMにて、同じオンラインサロンに所属している上田さんから、臨時でコーディングができる方を探しているとお話をいただきました。
背景としては、2025年2〜3月頃は繁忙期で人手が不足する見込みがあり、
・HTML/CSSを勉強中の方
・出来れば関西圏に居住がある方
という条件の中、以前から交流のあった私にご相談があり、快諾することにしました。
オンライン・オフラインで数回打ち合わせを重ねたのち、当初は2月上旬からの稼働を予定していましたが、先方のスケジュール変更により2月末からのスタートとなりました。
私は主にHTML/CSS/一部のJavaScript(swiperの導入・Top/佐紀地域のお寺)のコーディングを担当し、大部分のJavaScriptを使用した実装は、ADRIATICの吉永さんと上田さんがご担当してくださいました。
作業環境やコーディングルールはADRIATICさまの方針に従い、サイトの更新性や汎用性を意識して制作を進めました。初めての業務委託ということもあり緊張しましたが、納期のあるお仕事を経験したことで、自分のコーディングスピードやCSSの理解度などの課題を再認識する機会となりました。

反省点
- パーツ1つ1つの実装に時間がかかってしまいました。
→「○時までに終わらせる」など、自分で時間の区切りを設けて進めるようにしました。 - 更新性を考慮せずにCSSを書いてしまい、書き直すことになってしまったことがありました。
→タイトルが2行になった場合やコンテンツが増えた場合も考慮した、柔軟な設計を心がけるようにしました。 - emに対する理解不足により、実装に手間取ってしまいました。
→今後はem / rem / vw / %など、それぞれの単位の特性を理解した上で適切に使い分けられるようにします。 - フォントやリンクの確認漏れが多く、ご指摘をいただくことがありました。
→デザインカンプと細かく見比べ、チェックを徹底するようにしました。リンクについては、スタイルより先に遷移先の設定を行い、入れ忘れがないように注意しました。 - 自己解決にこだわりすぎて、時間を使いすぎてしまいました。
→30分考えてわからなかったら相談する意識を持ち、チームの方とコミュニケーションを取りながら進めるようにします。
実務を通して感じたこと
- スピードの大切さ
→コーディングはやはりスピードが重要だと感じました。基盤となる静的コーディングを素早く終わらせることで、アニメーションなどの細部にしっかりと時間をかけることができると実感しました。 - やっぱりチーム制作は楽しい
→一人でもくもくと作業するのも好きですが、チームでの制作はとても楽しかったです。吉永さん・上田さんと「こういうデザインのとき、どうやってコーディングする?」というお題に対して、個々のアイデアを出し合いながら作業を進める場面がありました。自分より業界歴の長い諸先輩方の意見を聞くことで、「こういうやり方もあるのか!」と新たな発見になったのと、コーディングのtipsを増やすこともできました。また、作業の合間の雑談もよいリフレッシュとなり、「やっぱり自分はチームで仕事をするのが好きなんだな」と改めて感じました。 - 納期のある仕事の大変さ
→これまでの個人制作では納期を強く意識することは少なかったのですが、今回は「〇月〇日までにクライアントの方に納品」という明確な期限がある中での制作でした。そのプレッシャーや不安の中でも期限内に完成させるのは、大変良い経験になりました。
- 公開日
- 2025年4月1日
- 制作規模
- 3名
- 制作担当
- コーディング
- 制作期間
-
- 約1ヵ月
- 制作時間
- 1日あたり : 約10時間
- 使用言語
- HTML / CSS / JavaScript
- 開発環境
- vite
- 使用ツール
- Visual Studio Code / XD